医療的ケアの役割分担と共通理解

​役割分担のステップ

 医療的ケアの実施にあたっては、ご家族を含む関係者全員で、役割分担の共通理解を得ることが重要です。関係者間での無用な誤解を避けるためにも、関係者全員で確認しておくことは必須です。

  1. ご本人に必要なケアは、介護職だけで対応可能か(医行為でない行為、吸引や注入)

  2. 介護職には対応できないケアがある場合、それは定時か随時か(導尿、経鼻チューブの挿入など)

  3. 定時の医療的ケアであれば、誰が対応可能か(家族、GH看護師、訪問看護、日中事業所の看護師、医師など)

  4. 随時必要な医療的ケア(介護職には対応できない)がある場合の対応方法を検討(マニュアル作成)

  5. 想定される緊急事態についての対応方法を検討(マニュアル作成)

​*マニュアルの作成については「何かあったらに備える」をご参照ください。

介護職員に対応できる医療的ケア

  • 原則として医行為ではないと考えられる行為(11項目)

  • ​介護職員等による喀痰吸引等(5項目)

*詳細は「医療的ケアとは」をご参照ください。

GH看護師が行う医療ケア

 GHみらいでは、どこまでの行為をGH看護師が行うのかについて、いつも慎重に検討しています。医師の指示をもらえば実施できる事もあります。

 しかし、GHはあくまでも福祉サービスなので、医療のことは医療にお任せするようにしています。​例えば、GH看護師が点滴をする、ということはしていません。

 「何にでも対応できるGH」ではなく、「関係機関と連携」することで、長く安心して暮らし続けることができると考えるからです。GH看護師が常時いなくても、対応可能な方法を必ず検討しています。

 当然のことながら、ご本人に必要なケアが提供されない、GHで生活できない、ということだけは無いように「どうしたらGHで暮らし続けられるか」について、関係者全員で対応策を検討します。

​2018(平成30)年2月2日作成